2008年1月20日日曜日

■現代食の栄養不足■

人間の体が正しく機能するためには、水、ビタミン、ミネラル、酵素、たんぱく質、脂質および炭水化物を必要とする。我々が食べる食物はこれらの主要栄養素を供給する様々な源からできている。

栄養補助食品は、我々の生活が農場から離れファーストフード主体になってしまったために、今となっては必須のものとなった。必須の糖質の中で2つだけが現代の食事から得ることができる。昔はもつと多くの糖質を摂ることができた。

糖質がたくさん含まれている世界の植物は“癒しの植物”として知られている。糖質栄養素は以下の形態で見つけられる。アロエ、キノコのある種、エキナシア(薬草)、レンゲ属、イースト菌、とうもろこし、樹液、さや、果物のペクチン、ガム、母乳、ある種の藻、にんにく、ココナッツの果肉、ある種のハーブ糖の働きを解明できれば近代医療の発展にばく大な影響を及ぼすことができる。

そして、その医療の発展は薬物の改善やガン治療という程度のものではなく、それをはるかに超えるものである。研究者たちはいかに糖がパーキンソン病やアルツハイマーやエイズ(AIDS)やヘルペスのような感染病に影響を及ぼすかを調査している。糖は幹細胞の研究、臓器移植および組織工学技術の分野にまで影響を及ぼすことになるだろう。

もし、これらの有望な研究領域において成功を立証できたら、“糖の薬”は全く別の意味をもつようになるだろう。(引用:Erika Jonietz “Glynomics” in Technology Review 10/2001)

我々の現代の食事と生活習慣では昔の人々よりも糖質栄養素を少なくしか摂れないのには、いくつかの理由がある。店でみられる限られた種類の食品、青いうちに収穫されたものや加工食品、防腐剤、毒素などの全てが糖質栄養素を減らしているのだ。

土地の枯渇も果物と野菜の品質に悪影響を及ぼす。必要な糖質の中で、グルコース(ブドウ糖)とガラクトースは我々の食生活でも十分に取り入れることができる。しかし、これら以外の糖質は不足している。我々は、糖質を栄養補助食品として摂ることによって不足している糖質栄養素を補うことができるのだ。

0 件のコメント: